コラム

【フリーランスのリアル④】 フリーランスは法人化するべき? しないべき?

フリーランスで、法人化(会社組織にする)している人もいれば、フリーランスで法人化しない人もいます。

小川や藤吉の周りでは、法人化していないフリーランスが多いです。

そして、小川も藤吉も長い間、後者の「法人化しない」フリーランスでした。

法人化をすると、節税効果が期待できるケースがあったり、社会的信用は高くなるというメリットがあるといわれます(フリーランスを続ける中で、「法人化しているところと仕事をしたい」という取引先もありました)。

一方で、

  • 設立の手続きが煩雑で費用と時間がかかる
  • 登記するための事務所が必要である
  • 申告や帳簿付けが複雑で手間がかかる

などのデメリットもあります。

 

小川は、事務作業が得意なほうではないし、税理士さんにサポートをお願いするにしても、自分でできることには限界があると思われたので、ずっと法人化はせずにいました。

もし、いまフリーランスの方に「法人化したほうがいいと思いますか?」と聞かれたら「メリットとデメリットを比べてみて、決めてはどうですか」と答えるでしょう。

人によっては、節税効果が期待できる場合もあるので、まずは、税理士さんと相談してみるのもいいと思います。

次回は、そんな私たちが法人化(文道をいう会社を作る)することにした理由についてお伝えします。

参考:『女性フリーランスの働き方』(日本実業出版社)
https://www.njg.co.jp/book/9784534061225/

Share:

プロフィール

Picture of 藤𠮷 豊

藤𠮷 豊

編集プロダクションにて、企業PR誌や一般誌、書籍の編集・ライティングに従事。編集プロダクション退社後、出版社にて、男性情報誌、自動車専門誌、2誌の編集長を歴任。

Picture of 小川 真理子

小川 真理子

編集プロダクションにて、雑誌や企業PR誌、書籍の編集・ライティングに従事。フリーになった後は、電通レイザーフィッシュにて企業のWEBサイトのコンテンツ制作に関わり(非常勤)、仕事の幅を広げる。

新着記事

上部へスクロール