フリーランスで、法人化(会社組織にする)している人もいれば、フリーランスで法人化しない人もいます。
小川や藤吉の周りでは、法人化していないフリーランスが多いです。
そして、小川も藤吉も長い間、後者の「法人化しない」フリーランスでした。
法人化をすると、節税効果が期待できるケースがあったり、社会的信用は高くなるというメリットがあるといわれます(フリーランスを続ける中で、「法人化しているところと仕事をしたい」という取引先もありました)。
一方で、
- 設立の手続きが煩雑で費用と時間がかかる
- 登記するための事務所が必要である
- 申告や帳簿付けが複雑で手間がかかる
などのデメリットもあります。
小川は、事務作業が得意なほうではないし、税理士さんにサポートをお願いするにしても、自分でできることには限界があると思われたので、ずっと法人化はせずにいました。
もし、いまフリーランスの方に「法人化したほうがいいと思いますか?」と聞かれたら「メリットとデメリットを比べてみて、決めてはどうですか」と答えるでしょう。
人によっては、節税効果が期待できる場合もあるので、まずは、税理士さんと相談してみるのもいいと思います。
次回は、そんな私たちが法人化(文道をいう会社を作る)することにした理由についてお伝えします。
参考:『女性フリーランスの働き方』(日本実業出版社)
https://www.njg.co.jp/book/9784534061225/