コラム

【フリーランスのリアル⑨】 先輩フリーランスをOBOG訪問しよう(後編)

 就職活動をしていた学生時代、何度かOBOG訪問をしました。その中で、「どうしてうちの会社を志望したの?」と逆質問され、自分自身の志望動機を再確認する機会になったことを覚えています。

 同じように、先輩フリーランスに会って話を聞くと、以下のような質問をされることがあります。

  • 「どうしてフリーランスになろうと思ったの?」
  • 「フリーランスになってどのくらい稼ぎたいの?」
  • 「フリーランスになったら、どんな仕事がしたいの?」

 これらの質問を通じて、自分のフリーランスという働き方に対する覚悟を改めて見つめ直すことができます。

 また、何かを教えてもらったり、自分の覚悟を見つめ直せるほかに、 「あなたがフリーランスになったら、仕事を紹介するよ」と言われ、未来の仕事につながる可能性が生まれます。

 フリーランスになってから時間が経った後でも、先輩フリーランスに話を聞きに行ったことがあります。例えば、フリーランス4名で編集ユニット「クロロス」を立ち上げた際、事務所を借りるべきか検討する際に、すでに4人で事務所を借りて仕事をしている知人に会いに行きました。

 その際、以下のポイントについて話を伺いました。

  • どのように事務所を運用しているのか
  • 運用にあたって決めているルールはあるのか

 さらに、実際に事務所を見せてもらったことで、事務所を借りることが具体的にイメージでき、大いに参考になりました。
 OBOG訪問には思いがけないメリットが多くあります。ぜひ積極的に先輩フリーランスを訪問してみてください。

参考:『女性フリーランスの働き方』(日本実業出版社)
https://www.njg.co.jp/book/9784534061225/

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プロフィール

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藤𠮷 豊

編集プロダクションにて、企業PR誌や一般誌、書籍の編集・ライティングに従事。編集プロダクション退社後、出版社にて、男性情報誌、自動車専門誌、2誌の編集長を歴任。

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小川 真理子

編集プロダクションにて、雑誌や企業PR誌、書籍の編集・ライティングに従事。フリーになった後は、電通レイザーフィッシュにて企業のWEBサイトのコンテンツ制作に関わり(非常勤)、仕事の幅を広げる。

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