「フリーランス」というとどんな印象をもちますか?
「個人事業主」「起業家」など、似た印象を与えるいい方がありますね。
調べてみると、フリーランスひとつとってみても、定義はいろいろです。
厚生労働省の「フリーランスとして安心して働ける環境を整備するためのガイドライン」では、次のように定義しています。
「『フリーランス』とは、実店舗がなく 、雇人(やといにん)もいない自営業主や一人社長であって、自身の経験や知識、スキルを活用して収入を得る者」。
デジタル大辞泉では、「フリーランサーに同じ。」とあり、フリーランサーを引くと
「自由契約者。一定の会社や団体などに所属せず、仕事に応じて自由に契約するジャーナリストや俳優・歌手など」 とでてきます。
ここコラムでは、わかりやすく次のように定義します。
フリーランス ……
「組織(複数の人がいる)に属さずに、自分のスキルを活かして、個人で仕事を請け負って働く人」。
フリーランスで法人化する人もいますが、働き方は法人化していなかったときとほぼ同じなので、一人で法人化している人もフリーランスとします。
個人事業主 ……
法人格をもたず、個人で事業を行っている人。「個人事業主」は税法上の区分のこと。働き方はフリーランスと同じ。
起業家 ……
「新しい事業を立ち上げ、法人を設立している人」
参考:『女性フリーランスの働き方』(日本実業出版社)
https://www.njg.co.jp/book/9784534061225/